拝啓
　立秋の候、先生方におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
　さて2020年7月7日、コロナ禍での第54回岩手腎不全研究会開催の適否について幹事会を開催いたしました。
　その結果、2020年11月15日に開催予定としておりました第54回岩手腎不全研究会の開催を中止することと致しました。
　岩手腎不全研究会の中止は、1974年6月8日に第1回岩手腎不全研究会を開催後、初めてのことです。2011年、東日本大震災後の混乱時においても開催してきました。しかし、透析医療従事者におけるCOVID-19感染は透析医療の破綻をきたす危険性があります。最近、岩手県下でもCOVID-19感染症例が発生したことなども勘案し、中止するという苦渋の決断となりました。岩手県下の透析医療を守るためのもご理解ください。
　一日も早い終息をお祈りいたします。力を合わせて岩手県下の透析医療を守り抜きましょう。

岩手腎不全研究会
会長　小原　航